今市の七夕かざりとは

今市の七夕かざり

全国でも戦後七夕の復興として「七夕まつり」が盛んに開催されるようになった昭和20年代、旧 今市市においても、各地の七夕を視察した市民の間で開催の機運が高まり、華やかな「七夕かざり」を行うようになりました。

昭和30年頃から、夏の納涼祭行事の一環として今市のまちなかでも行われてきた「七夕コンクール」。

毎年旧歴の七夕に併せて8月上旬に開催されており、各商店会をはじめ、個々の商店でも趣向を凝らした飾りつけを競いました。


その大型の飾りは、西暦の7月7日に開催されている神奈川県平塚市や群馬県前橋市などから譲り受けたものを手直しして飾っていました。

各商店ではそれに加えて、正月明けから家族の一大行事として準備が進められ、工夫を凝らした飾りを作り、この日にその華やかさを競うようになりました。